本記事で分かること
|
・一日に求めるバッグの条件 ・ヌビが軽さと洗いやすさを両立できる理由 ・生まれたての命にも選ばれてきた素材のこと ・ライフステージが変わっても使い続けられる理由 |
バッグが重いと、一日が重い。
肩にかけた瞬間から、その重さは体の一部になる。歩き方が変わる。姿勢が変わる。気づかないうちに、少しずつ疲れていく。
重いバッグは、それだけで疲れる。動きにくいバッグは、何かを取り出すたびに止まる。デザインが好きじゃないバッグは、外に出る気持ちを少しだけ下げる。
探していたのは「機能的なバッグ」ではなかった。毎日持ちたいと思えるバッグだった。

一日に求めること
荷物が多い日も、軽いこと。
持ち物の重さは、歩き方に出る。肩にかけたバッグが重ければ、姿勢が変わる。一日の終わりに疲れが残る。軽さは見た目の話ではなく、体の話だ。
汚れても、洗えること。
外に出れば、バッグは汚れる。食べ物が飛んだり、雨に降られたり、地面に置く場面がある。洗えないバッグは、汚れるたびに気を使う。洗えるバッグは、汚れても「洗えばいい」と思える。その差は、使い続けるうちに大きくなる。
どんな服にも合うこと。
毎日使うバッグだから、コーディネートを選ばないものがいい。今日の服に合わせてバッグを変える余裕がない日もある。そういう日に、何も考えずに持てるバッグがそばにある安心感は、意外と大きい。
5年後も持っていたいと思えること。
買い替えることを前提にしたバッグは、どこかで妥協している感覚がある。使い込んで育てていけるものを選ぶと、バッグへの向き合い方が変わる。

ヌビが、その全部に答える理由
ヌビという素材に出会ったとき、「あ、これだ」という感触がある。
触れた瞬間、軽いのにしっかりしている。中綿が入っているから、変な硬さがない。どこを触っても均一な柔らかさが返ってくる。
なぜ軽いのか。
ヌビの軽さは、素材の密度から来ている。2枚の布の間に綿を挟み、等間隔に細かく縫い合わせることで、薄くても空気を含む構造になる。見た目にボリュームがあるように見えても、持ち上げると驚くほど軽い。その軽さは、単に機能性を求めた合成素材だけの軽さとは違う。肌に触れる外側が天然素材(綿)だからこそ、身体になじむような自然で優しい軽さを生み出している。
なぜ洗えるのか。
ヌビは綿100%の素材だ。洗濯機で洗える。特別なケアは必要ない。むしろ洗うたびに繊維がほぐれて、柔らかさが増していく。洗うことがそのままお手入れになる素材だから、清潔に保つことのハードルが低い。
どんな服にも合う理由。
ヌビの縫い目のラインは、主張しすぎない。シンプルだけど、素材感があって、手に取ると存在感がある。白・黒・淡い色、どれも季節やスタイルを選ばず使い続けられる。流行に乗ったデザインではないため、来年も再来年も違和感なく持てる。
洗い方は、シンプルでいい。
Kiim' studioのヌビバッグは綿だから、洗濯機で洗える。
・30℃以下の水で、弱水流(ドライ・手洗いコース)
※型崩れが気になる場合は、洗濯ネットに入れる
・漂白剤と乾燥機はNG
・洗い終わったら形を整えて、陰干し
それだけでいい。洗うたびに、少しずつ柔らかくなる。
色にも、使い込んだ風合いが出てくる。
「手入れ」というより、「育てる」感覚に近い。

生まれたての命に、選ばれてきた素材
韓国では、子どもが生まれて100日を迎えると、ヌビで作った衣服を着せる習慣がある。
健やかな成長を願い、生まれたての命に最も柔らかい布を選ぶ。その習慣が今も続いているという事実は、ヌビという素材への長い信頼を物語っている。
Kiim' studioがヌビを選び続けているのも、同じ理由からだ。
生まれたての命に触れるものだから、素材に妥協しない。
肌に直接触れる表地は、化学繊維では再現できない優しさと柔らかさを持つ天然綿100%。洗うほどに肌なじみが良く育っていく。
1988年の創業から38年間、この肌への優しさを守り続けてきたのは、変える必要がなかったからだ。
荷物が増えた日にそばにあるバッグも、毎晩触れる寝具も、同じ素材から作られている。それがKiim' studioの選択だ。

ライフステージが変わっても、手放せないものがある
荷物の中身は、時間とともに変わる。
増えたり、減ったり、また増えたり。その変化に合わせてバッグを選び直してきた人は多いはずだ。でも、バッグそのものを変えなくていい選択もある。
ヌビは使い込むほど、柔らかくなる。
洗うたびに繊維がほぐれ、自分の手に馴染んでいく。新品のときより、1年後の方が好きになる。5年使ったものは、自分だけのものになっている。そういう素材は、荷物の中身が変わっても、バッグ自体を手放す理由がない。
使うほど育つ素材を選ぶということは、長い時間軸で自分の日常を考えることでもある。どんな一日にも、どんな季節にも、持ち続けられるものを手元に置く。
38年間、ヌビを作り続けてきた中で気づいたことがある。
長く使い続けてもらえるバッグには、共通点がある。
・持つたびに気を使わないこと。
・汚れても「洗えばいい」と思えること。
・気づいたら毎日持っていること。
「気づいたら毎日持っていた」という声を、よく聞く。それが、バッグとしての正解だと思っている。

毎日自然と身につけたいと思えるものを、作っている
毎日自然と身につけたいと思えるバッグを、作っている。
軽くて、洗えて、素材に妥協せず、使い込むほど育つものを。
その結果として、どんな一日にも、どんなライフステージにも合うものになっている。
荷物が増えた日に選んだバッグが、何年後も手放せないものになっている。そういうものを、1988年から作り続けてきた。
